2018年9月1日

御仏の無量光とお慈悲の内にお喜びの日々をお過ごしのことと存じます。
米国仏教団婦人会連盟は第16回世界仏教婦人会大会を主催させていただきますことをこの上なき名誉と存じます。この美しいカリフォルニア州サンフランシスコで、この楽しい有意義な催しにご参加いただくことを心より歓迎いたします。

1961年の第1回大会の時に比べ、世界は分離対立しています。そして我々の地域社会や家族は否定的、悲観的に逼迫しています。

今日、私達の地域や家族は多様な文化や人種の中にありながら、お念仏の教えを分かち合い、生かされています。それ故に、仏教婦人にとって、第16回世界仏教婦人会大会のテーマ「お念仏に生かされて」は私達の大切な役目であります。

浄土真宗の歴史において女性は浄土真宗を献身的に広めて参りました。特に恵信尼公と覚信尼公はその主な方々です。恵信尼公は夫である親鸞聖人が詳細に説かれた念仏の教えを正しく理解し、多くの人々と共に聖人のみ教えを分かち合い、支持されました。お二人の末娘である覚信尼公もお念仏の教えを広める為の地盤を築かれ、極めて重要な役割を果たされました。そのため、次世代の人々も聖人の教えを喜び、受け継ぐことができました。

「お念仏に生かされて」という意味を考えるに当たり、私どもを地域社会と結び付ける仏法の繋がり、平和普及、お念仏のみ教えが世界中に広まることを望み、恵信尼公、覚信尼公の貢献を心に留めようではありませんか。

大会要項と参加登録用書を添付いたしました。もし、ご質問等がありましたら、ご遠慮なくご連絡ください。

またお会いいたした時に、念仏の喜びを分かち合うことが出来ます日を楽しみにいたしております。

合掌

ボッタリ スーザン会長

2019年WBWC代表